先日の水曜日の定休日は、ボクの畑仕事の師であり、大先輩の最愛の伯母を天国へと送ってきました。
我が家の窓から見えるいつもの光景の隣接する伯母さんの畑では、日常通り、いつもの腰の曲がった伯母が畑仕事をする姿が見える気がしてなりません。
近所に住む伯母は、いつも乳母車を押して姿を現します。
猛暑厳しい真夏は比較的涼しい早朝か夕方に。
今みたいな凍てつく寒さの中でも毎日のように腰の曲がった姿勢でマイペースに手際よく畑仕事をこなしていきます。
つい、数日前も、朝出かける前に姿が見えたので挨拶がてら声をかけると、今年は植える間隔を開け過ぎて、育ち過ぎたと言う大きな大根を漕ぐ力が無いと言う叔母に代わり漕いだ光景を鮮明に覚えてます。
そうすると、大根だけでなく、人参や白菜なんかもついでに採って持って行けと。
もちろん、有難く全て戴いてました。
半年程前までは、我が家の勝手口に採り立て野菜を運んで置いておいてくれたのですが、最近はその地境の段差を超えるのがしんどいと言って、『新ちゃん、取りに来て~!』と、声で知らせてくれてました。
そんな時に交わす、我が家の畑の現状や、何て事もない身内は近所の会話でも、いつも癒され、都会では味わえないほのぼのした地元の暮らしの温かみを感じていました。
我が家の子供達にも見かけると声をかけてくれ、野菜の収穫の手伝いをさせてもらい、毎回沢山の取れたて野菜を持っていきなさいと。
すくすく育っている我が家の子供達の身体だけでなく、心の成長にも、伯母の存在と野菜は欠かせませんでした。
過去形の言葉使いになってしまうのが受け入れ難く寂しいのですが、今、現在も隣の畑に実っている、叔母が手塩にかけて育てた最後の野菜達を、限られた中で有り難く戴きます。
このお正月には、どんどん時代とともに見掛ける機会が減ってしまうと思い、幼少時代の記憶の残る昭和家屋の仏間や床の間、縁側なんかを子供達に見せておきたくて、伯母の家を訪問させてもらったところでした。
今は亡き伯父の趣味ではありますが、昭和天皇の肖像画や古銭等も飾ってあったのは、流石に幼少期の記憶にも無かったですけど、ボクにとっても懐かしかった訪問でした。
そんな伯母とは、突然の別れになってしまいましたが、暫く入院していたボクの従妹である同居の息子さんの退院も間に合い、苦しむ事なく旅立てたのは幸いだったかと。
伯母さん、長い間、お疲れさまでしたm(__)m
これからはそちらで伯父さんとゆっくりお過ごし下さいね!!
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